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損失の繰越控除-過去の損と今年の益の相殺

  • 最終更新日:2010年02月17日(水)  
  •  5.3 00-20 


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「損失の繰越控除」とは、どのようなものでしょうか?

前の年より前に発生した損失を、今年の利益に繰り越して差し引くことが「損失の繰越控除」です。

今年が黒字で、前の年以前に赤字があったときに、今年の黒字を減らすことができ、結果的に今年の所得税を減らすことができます。

既にご紹介した損益通算は同じ年の赤字と黒字の相殺で、損失の繰越控除は前年以前の赤字と今年の黒字の相殺です。

損失の繰越控除には、純損失の繰越控除・雑損失の繰越控除などがあり、最高3年間繰り越して控除することができます。

純損失の繰越控除

損益通算をした結果が最終的に赤字だった場合を「純損失」と呼びます。純損失を繰り越すのが「純損失の繰越控除」です。

わかりやすいのは、事業所得として所得税を納める個人事業主のケースです。

事業を行っていれば、最終的に黒字になることもあれば、残念ながら赤字になってしまうこともあります。

事業所得以外の所得がない場合、損益通算もできないので、事業所得の赤字がそのままその年の純損失になります。

けれども、前の年以前3年以内に赤字があった場合、その赤字分を今年の黒字から差し引くことができます。これが純損失の繰越控除です。

雑損失の繰越控除

財産に損害が発生したときには、所得控除として、雑損控除が認められています。

損失額が大きいと、その損失が発生した年の所得から控除しきれないといったことがおきます。

そのようなときに、控除しきれなかった損失を繰り越して控除するのが、「雑損失の繰越控除」です。

損失が出たときに、最高3年間繰り越して控除できるのが、「損失の繰越控除」です。

損失の繰越控除には「純損失の繰越控除」「雑損失の繰越控除」などがあります。

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