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消費税の累積排除

  • 最終更新日:2010年02月17日(水)  
  •  3.1 00-30 


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生産者や流通業者が、納付すべき消費税の税額をどのように計算しているかご存知ですか?

例えば、農家が1,000円のメロンに、消費税5%の50円を加算して、1,050円で八百屋さんにおろしたとします。

次に、その八百屋さんがそのメロンの税抜き価格を2,000円にして、消費税5%の100円を加算して、2,100円で販売したとします。

このとき、農家と八百屋さんが国に納付する消費税の総額は、いくらになると思いますか?

農家の50円と八百屋さんの100円の合計150円と考えてしまう方がいらっしゃいますが、そうではありません。

もしこのように計算していたら、国や地方公共団体に納められる消費税は、多くの流通経路を通るほど多くなるということになります。

例えば上記の例で途中に卸業者が入って、農家から1,050円で仕入れ、八百屋さんに1,575円(1,500円+消費税75円)で卸したとすると、国に納付する消費税は、50円+75円+100円の225円に増えてしまいます。(国や地方公共団体からすれば美味しい話ではありますが。。)

ですから実際にはこのような計算は行われていません。

八百屋さんが農家から仕入れたときの価格1,050円には、八百屋さんが納付しなければならない消費税50円が含まれています。

ですから八百屋さんの納付すべき消費税は、預かった消費税100円から、農家から仕入れたときに支払った消費税50円を差し引いた、50円なのです。

ですから、農家と八百屋さんが納付する消費税の総額は、農家の50円と、八百屋さんの50円(100円-50円)の、100円です。

もし途中に卸業者が入っていた場合は、農家の50円と、卸業者の25円(75円-50円)と、八百屋さんの25円(100円-75円)の、100円です。

つまり、売上時に預かった消費税から、その仕入れにかかった消費税を差し引いて納税しているのです。流通の過程で、消費税が累積されないような仕組みになっています。

結果として、実際に最終消費者が購入したときの消費税100円と同じ額が、生産者や途中の流通業者から国に納付されていることになります。

消費税は、流通の過程で税額が累積されないように、売上時に預かった消費税額から、その仕入れにかかった消費税額を差し引いて納税する仕組みになっています。
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